2013年7月28日日曜日

呼醒ませ野生

SV2013、板橋ロールコール屋久島宮之浦岳開催の模様です。
※結果等は最下段に記載しております。

-金曜日は遅かったので朦朧としながら羽田から鹿児島へ飛びます。
 
八丈島へと向かうとうきょうCT73局さんとニアミス^^

やってきました鹿児島港。今回は船で屋久島へ渡ります。

自身初の屋久島は心躍ります。流石洋上アルプスと呼ばれているだけあって他の島とも山岳の高さが桁違い。最南端の百名山・宮之浦岳を擁してしますが見えているのか?

奇しくも最北の百名山・利尻富士とも通じるものがあります。
安房港へ土曜日13時上陸。


■エイプ

から歩いて、今回は登山口の往復だけであることと、山頂夜間滞在になるのでレンタルバイクをチョイス。
しかも一度乗ってみたかった、エイプ100があるではないですか!
これだけでテンションも上がります。

モンキーやカブは所有していたのでホンダミニの大ファンなのですが、エイプだけは機会が無し。因みに24hで4k(前回の格安レンタカー並み)。

儀式である、キックで1発始動!(当然か・・・)
縦型E/Gも久しぶりですが乗り味はカブとモンキーを足して2で割った感じ。楽しくない訳がありません。100ccだけあってトルクも「体感的には」結構なもの。

カブには無いクラッチと両車種に無いモノサスが良い感じ。しかも重装備と登山口までの急坂をものともせず登っていきます。すっかりファンになってしまうのです(笑

ヤクスギランドをクリアすると道の規模もセツヤクしスギ(笑 かなり荒れた道となりますが最後まで舗装道。

やってきました淀川登山口。
もはや島に居る感覚ではなくアルプス系の山中に来た雰囲気。
同期の白神山地は世界遺産エリアが明記されていますが、ここはその様な表示は無し。
全体が神々しいのでその必要はないのか。

既に登山の格好で来ているのでスパッツのみ装着しそのまま登山開始!
時刻は16時。この時間を狙って登ったのは正解。
淀川小屋をクリアすると誰にも出会わず。

■奇跡の・・・

に違わない「もののけ姫」の世界そのもの。苔むす感じや杉の威厳がそう感じさせるのか。
ですが反面、登山的には勾配が少なく退屈そのもの。山頂までの8kmを標高にして600mしか登りませんので仕方有りません。
登山道というより未だ登山口に向かう遊歩道をひたすら進んでいる感じ。

4kmほど進むと、池塘?湿原が2箇所ほど出現。
木道といい、先の尾瀬を彷彿とさせます。

規模は小さいながらもこちらの方が神秘的かも。

そして、この付近で距離的には中間地点。ここまでは時速にして3.5km/hほどのペース。なんとか明るいうちに山頂にたどり着きたいところ。逆に諦めるとするとこの分岐から違う方向に下った非難小屋で朝を待つことになります。

もちろんネックは天候なのですが、ここまで非常に良い天気。暫くは雨も降らない様子。
雨が代名詞の様な島ですから奇跡の様なものなのでしょう。

この先からはやっと登山道らしくなってきます。ロープ場が3箇所位登場。といっても規模は非常にこじんまりしたもの。

そんな沢伝いに登る道も岩が主体となってきます。ですが本土で云うところの森林限界は未だ程遠い感じ。先週の十勝岳と標高はそれほど違わないのですが、緯度の違いを痛感するのです。
北海道では標高+1000m(本土比)と云われていますがこの屋久島ではマイナスに働くのか・・・?

そうこうしている内に下りの最終パーティを見送ると山頂が見えてきます!
ここの夕日が雲海に浮かび最高のフィナーレを演出・・・ってSVはこれから!(笑

SVは決まって夕刻登山ですがこの雰囲気も最高なんです^^

「ガサガサ・・・」ん?何奴?

鹿さんでした^^;
何時もは「キュツ!」とか鳴くのにまったくの無言で走って逃げます。
パタリ・・・
距離を置いてこちらを見つめています。

ほぼ山頂なので気持ち的に余裕があるのか、天候が良くて気分が高揚している為なのか。

中央に鹿さんが
コンタクトを取りたい気分に(笑

最初は「チュチュ・・・」と舌打しますがリアクション薄し。
最後には「ワオーーーン!!」
雄叫びを上げてみました(笑 野性丸出しで野生に戻った気分。

鹿さんにしては自分のテリトリーに勝手に入り込んだのは人間の方。
「この生き物はな、なんなの?」
と感じてるのはQSL(笑
















■狐火

んな阿呆なことをやっている内、いつの間にか山頂へ飛び出していました。
18時半。未だ明るい!

山頂の地形を把握して方向とベストポイントを如何に探れるかが初運用地では明暗を分けます。
お約束のビール片手にウロウロ。
その前に南西寄りの風が猛烈に強いので、自ずと北東方向のロケ、即ち本州方向に構えることとなります。

Esが開けているのか、よこはまUQ3局さんのCQが飛び込んできます。
すかさずコールするも直ぐにF/O。
QRZは掛かった様なので惜しかったです。

ですが市民ラジオではいまひとつ上がらず。
DCRを展開して節約ワッチ開始。

ムム?呼び出しchにて何方かのお声が??
ワッチを開始して直ぐのことでした。
聞き覚えのある変調。ならAI46局さんです!どうやら紀伊半島の潮岬に移動されている模様。
もちろん直ぐにコールしますが、聴こえなくなってしまいます。
お相手の方なのか、もう1局さんが入ってくるも一瞬での入感。

未だSV開始時刻前だし後から繋がるだろう・・・とこの時は楽観視しておりました。


暫くすると、呼び出しchで強力なCQが飛び込んできます!

やまぐちAN77局さんは宮崎県の鰐塚山からと直ぐに判明。
GWでのコンタクトは昨年のSV以来でしょうか?
ピックアップ頂き情報交換。


四国に2局さんがご移動されている模様。
しかも繋がる方々に当方にQSP頂けるとのお気遣いを頂戴します。
お言葉に甘えて、その後愛媛県は大川嶺にご移動されていらっしゃる、えひめBX58局さん・えひめRS75局さんを呼んで頂き、早速DXトライさせて頂く好機に恵まれます。

しかし一瞬どなたかの変調が聴こえるほかは全く捉える事が出来ず失敗。

とここで下から登ってくる懐中電灯の光をキャッチ。
その色からLED灯の様です。
「こんな時間に一体誰?」と自分そっちのけで勘ぐってみたり(笑

迷惑にならない様にVOLを絞って静音モードに。
5分・・・10分・・・・
何時まで経っても山頂には誰も登って来ません。

いつの間にか光も消えています。
一体なんだったのでしょう(怖 私は山頂オールナイト運用(懐 では不思議な体験をする事が多いのですが狐につままれた様な気分でした。

さらにDCRでAN77局さんがならAI46局さんとコンタクト。
その距離461.4km!流石FBロケーションです。
しかも私とAI46局さんにQSP頂き、DXトライを設定頂くのです。感謝!

この際、呼び出しchでは完全復調でAI46局さんのお声が入って来ており、これはいける!
とQSY先に移って数十秒で聴こえなくなってしまいます。
ダクトの兆候です。特徴的なQSB。スーパー・リフラクション状態なのでしょう。

このタイミングが最良だった様でコンディションは落ちるばかり。
不思議とフルスケールだったAN77局さんが針1本まで落ちる時間帯も。

1時間後の23時40分頃に再度挑戦しようと、AN77局さんにご提案頂き、バッテリーが既に減ってしまっている為、強制休止し、来るチャンスに備えます。

■動くより時を待つ

の間、市民ラジオにも挑戦しますが、どこも聴こえてきません(涙
22時を回ると海外局も静かになってきて流石山深い運用地。ノイズレベルも低くなるのですが捉える事が叶いません。

いよいよ23時40分。
デジタル簡易無線呼出しchで、やまぐちAN77局さんに呼んで頂き難なくコンタクト。ですが先ほどより信号強度は弱くなってしまっています。

ならAI46局さんにQSP頂きDXトライ第二ラウンド開始。
場所を動いたりして最善を尽くしますが、ついぞ捉える事が叶わず。1時間前がピークだったのでしょうか。AN77局さんのお気遣いにより翌朝再挑戦することとし終了。

と、ここでAN77局さんから朗報が!
四国移動各局さんにこちらの信号が届いている由!
コンディションが落ちない内にトライさせていただきます。
先ほどとはうって変わって断続入感する様に。
AI46局さんをM5で捕らえた岩の上に構えてコンデョション上昇を待つことに。

するとどうでしょう。完全復調で入ってくる様に!明らかにコンデョションが上昇しています。
えひめBX58局さん、えひめRS75局さんとM5/5でQSOに成功!
これもやまぐちAN77局さんの飽くなきトライの呼びかけの賜物。本当に感謝致します。

距離にして424.9km。Es/F以外の2WAYQSOの距離としては自身2番目のDX。
ダクト(スーパーリフレクション)のアシストがあったものと推察されますが痺れるQSOでした。

■またもや・・・

がつくと24時を回っており、各バント内は静かに・・・
翌早朝のDX狙いで来たので、缶日本酒をひっかけながら寝袋in(笑
見上げると気持ち悪いほどの星空!種子島の待ち灯りの向こうから真っ赤な月が昇ってきたと思ったら月明りが星灯りをかき消す程に。
照明が要らないほどの明るさ。

屋久島で自然ショウを楽しみながら就寝zzz

!!
3時を過ぎた頃から辺りは真っ白に。
4時。いよいよ大粒の雨が降ってきます。ここまではなんとか寒さに耐えてきましたが、
いよいよ体温も奪われ震えるほどに。
当然強制起床(笑

今回も大雨にやられました・・・
屋久島では日常なのでしょう。水はけは完璧です。
いよいよ早朝運用開始!
昨晩の強風はさらに強くなり相変わらず岩陰に隠れながらの運用。
ノイズは超低いのですが市民ラジオのDXは叶わず。各地荒れた天候なのでしょう。

DX再トライはタイミングが悪かった様で挑戦が叶わず。
デジ簡のバッテリー表示は既にエンプティで常時切っていたのも悪かった様です。
富士山移動のにしたま123局さんも捉える事が叶わず。昨晩のコンディションだったらいけたかも、なんて思ってしまいました。

いよいよ8時。板橋ロールコールの開始時刻です!
何度か転倒するリグを支えながら市民ラジオでアナウンスを開始させて頂くのです。

紫尾山移動のかごしまSS167局さんを皮切りに、かごしまKG25局さん、かごしまNB79局さん、かごしまCE29局さんと鹿児島各局さんに呼んで頂きます。
韓国岳移動に続き、皆様有難う御座いました!天候も回復傾向にあるとの情報も頂き、気分も回復傾向に^^

最後のバッテリーを振り絞って5Wでデジタル簡易でアナウンスしますが残念ながらノーメリット。
この悪天候もあるのでしょう。
終了間際、雷が近づきリグもチャージ音で市民ラジオ運用も断念。

9時過ぎ。急いで下山慣行。13時の船を逃すと居残り決定です(汗
毎度ながらこの時間帯が土砂降りのピーク。ですが朝一で登山開始された方が山頂に近づく時間帯。
すれ違いで時間をロスしますが、流石に登山口近くまで降りてくると登山者は皆無。

11時半に登山口に戻り、エイプでダウンヒルを満喫。登山口は既に快晴でびしょ濡れの体もバイク走行と相まって港に着くころには完全乾燥(笑

30分ほど港で時間があったのでフェリー乗り場脇でロッドアンテナを伸ばすと、八丈島移動のとうきょうCT73局さんが入感!お互い遠征時には不思議と繋がりますね^^/
先方は天候が悪かった様ですがこちらの信号が入っている局長さんが居ないかバンドを開けて頂き至極恐縮。有難う御座いました!

 
鹿児島市内の渋滞であわや飛行機に乗り遅れるか!というお約束のハプニングが有りましたが数分の遅刻でまたも最後に飛び乗る羽目に(笑

記憶に残るSV2013となりました!早くも来年の移動地を思い描いています。Hi

-おしまい


 
<第599回板橋ロールコールの結果>

・2013年7月28日(日)8時00分から9時00分
・鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦岳(1936m)百名山s58/100より

#市民ラジオ3chにて
・イワテB73局さん 沖縄県 事前運用
・かごしまSS167局さん 鹿児島県出水市紫尾山 RS52/52
・かごしまKG25局さん 鹿児島県桜島展望台 55/55
・かごしまNB79局さん 鹿児島県鹿児島市風の丘 51/51
・かごしまCE29局さん 鹿児島県南九州市 52/52 

#特小レジャー単信3ch
・残念ながら何方も確認する事が叶いませんでした

#デジタル簡易無線15ch⇒11chにて 5W
・残念ながら何方も確認する事が叶いませんでした
 
27日夜間主なQSO/受信局さん

・やまぐちAN77局さん 宮崎県鰐塚山 174.8km 特小L3 M5/5
・えひめBX58局さん/えひめRS75局さん 愛媛県大川嶺 424.9km DCR M5/5
・ならAI46局さん 和歌山県潮岬 605.9km DCRL M5

4 件のコメント:

えひめBX58 さんのコメント...

いたばしAB303局さん。
ご無沙汰しております、先日はDCRでFBQSOありがとうございました。大変喜んでいます。あの後、暴風、落雷、強風で早々に撤収しました。交信できて良かったです、移動お疲れ様でした。

いたばしAB303 さんのコメント...

えひめBX58局さん

コメント有難う御座います!
SVでは感激のコンタクトも忘れ得ないものとなり感謝しております。
2WAYとしては自己最長の距離と成りました^^
これもQSP頂いた、やまぐちAN77局さんのお陰でありCBer同士の絆の深さを感じるイベントとなりました。

あの後は酷い天候だったのですね。大変だったかと思います。お疲れ様でした。

こちらも明け方前から落雷の恐怖に震えておりました。山岳地は本当に怖いですね。

にしたま123 さんのコメント...

こんにちは!!

残念ながら当局は悪天候のため、運用も満足に出来ない状態で早朝に下山しました。

河口湖口5合目では、強風につき一時的に通行止めにした模様で、北岳移動のシズオカAR96局さんによると富士山山頂に笠雲がかかっていたそうです・・・。ちょっとヤバかったです(^^;)。

日本の南海上は比較的良さげな予報だったので、アンテナ出せたら恐らく繋がっていたと思います。

残念でした、また次回お願い致します!!!

いたばしAB303 さんのコメント...

にしたま123局さん

富士山移動大変お疲れ様でした!
凄まじい天候だったのですね。
私もかの測候所下で吹き飛ばされそうになった事が有るのでお察しします。
杭が無ければ惨事でした(--;)

またチャレンジさせて下さい!