2012年12月10日月曜日

甦る凍傷

533回板橋ロールコール瑞牆山開催の模様です。
※結果は最下段にあります。

韮崎駅から路線バスで増富温泉へ。11月一杯で瑞牆山登山口である「瑞牆山荘行き」のバスは終了しているのでここから8km徒歩でアクセスすることに。
ここより「下黒森」というバス停が逆ルート上にあるのですが、予算の関係でオンデマンドバスに切り替わって廃線に。
バイク乗りとしては冬季のアクセスは電車かバスに限られてくるのでこの世の流れは痛いところです。

蛭ヶ岳の林道は標高差500mを5kmかけて登りましたが、今回は標高差500mを8km。勾配は緩そうなのですが、暫く進むと完全凍結。路肩の積雪箇所を進むことになります。

クリスタルラインに入り、下山者3名とスライド。やっぱり同じ事を考える人は居るものです(笑
と、向かう先から重低音が効いた音楽が。??路駐したわんぱくな車からかな?と思って進みますがその音量半端無し。この景色からは余りにも不釣合い;;
この林道脇に建つリゾート施設からでした。kW級?帰りにも驚かされることになるのです・・・

金山平という集落を抜けて急勾配&急カーブ連続。路面の轍も蛇行して引き返すものも。きっとノーマルタイヤなのでしょう。バイクでは勿論無理でした。
と考えているうちに登山口の有る、みずがき山荘に到着。
え!!バイク、しかも原付(ズーマー)が居ます!!これには魂消ます。










スタッドレスタイヤなのでしょうか?装備からして登山者なのですがこれから下山する模様。
e/gがなかなか掛からなかった様ですが無事走り出せたのでしょうか?

100台は停められるだろうという駐車場には車8台ほど停まっています。流石屈指の人気を誇る山です。



時刻は既に12時。携帯は完全圏外。急がなければ!
富士見平をクリアして驚愕の事実が。一旦かなりの下り。途中中腹運用を考えていたのですが後の祭り。この富士見平で運用してみれば良かった・・・

これがかの有名な岩場。間近で見ると圧倒されます。し視界に入りきらない(笑

この少し先で下山者の方に遭遇。
「この先アイゼン必要ですよね?」
「無しの方も山頂で結構居たよ」
ここまで圧雪路でアイゼン無しで全く大丈夫だったのですが、ヤマレコ情報で富士見平上凍結、という情報があったので尋ねてみます。

ならば、いけるところまでアイゼン無しで!と進むこと1分。
この様な道が出現~(汗

当然ビビッてアイゼン装着開始。
後述しますが、ある事が頭に引っかかりバンドは緩く装着。このロスが後々響いてくるのです;

半年以上振りの6本爪。やっぱり岩場では歩き難さ満点(笑
ですが先程の道は真の道ではなく、以降凍結路はついぞ現れず・・・
ここからは男体山を彷彿とさせる岩場の急登!3点支持も多用しやっと山頂に達します。
既に14時を指そうとしています。

グヲォォォ!!
山頂は正に目の前にあるのですが当然吹きさらしの上に途中から降り始めた雪が吹雪に豹変。
立っては直下の林に逃げ込んで・・を繰り返す羽目に。
電車でアクセスする雪山の最大の楽しみ、ビールを開けます。
開けて直ぐの凍り具合で気温が判るのですが、直ぐにシャーベット状に・・・-10℃以下でしょうか。
危険な寒さです。
昨シーズンは安達太良山と蔵王で体の数箇所に瘡蓋が出来たのですが、「しもやけ」の類だろう、と思っていたのですが調べてみると全くの見当違い。
軽度(1度)の凍傷だったのです(怖 アイゼンバンドの締め過ぎも足の指の血行障害から凍傷に成り易いのだとか・・

それより怖いのが疲労・・・これも凍傷の一因です。
実は富士見平から先はガソリン切れの様に体力の低下を感じていたのです。
「これは早々に撤退かな」と様子を見ながら食事を摂ると・・・直ぐに復活!

体力の燃料ではなくて食事の方でした。そういえば昨日の晩から何も食べていない上に休憩無しで登って来たことをやっと気がつきます(笑

ここで下着から着替えて体温確保。少しまともな状態に戻ってきます。さあ、ロールコールの開始です!

市民ラジオでは、ヤマナシK610局さんからコールを頂戴します。ご待機されていた模様。大変お待たせしましたmm
吹雪は止みそうにもなく、木のかげでロッドアンテナを伸ばすのが精一杯。
自然と息も荒くなり、もう限界か・・・と下山も考えた刹那・・・急に雲が切れてくるではないですか!

デジタル簡易にQSYする頃には上空だけ青空も見えてきます。
ここぞとばかりにシャッターを切る為山頂に駆け上がりますが・・・切れない。
そう、素手でないと駄目なんです。数回戒めを破りシャッターを・・・

富士山レピータはとうきょうMF33局さんの手により藤原レピータと連結されている様ですが良く聞こえるものの変調が乗らず・・・それでもふくおか8774局さんに拾って頂きます。感謝!




15時を回ってしまい、逃げる様に下山に取り掛かります。
なんと、急斜面の中腹で富士山レピータが非常に良好な場所を発見。
声を出しますが後の祭り・・・ノーメリット(涙
しかも急激に天候回復。山頂付近だけが厳しい天候だったのかもしれません。
しかしアイゼンが妙に引っ掛かり(というかそのためのアイゼン)、股抜きやジャンプを使えずスピードが一向に上がらず。例の岩場でやっと外します。
ここまでのロスが大きく、登山口に到着する頃には暗くなって・・・林道歩きの途中で当然真っ暗に。
いかん、最終のバスが確か17時台だった筈。時刻は既に16時半を回っており、走るしかありません。上の方ではやはり凍結しているので解けた場所で小走りを繰り返して・・・例のイベント会場付近では全く雪が無くなり暗闇の中全力で走って下ります。
ん!背後からいきなりの灯りが!
参加者の車の様で横付けされるので「大丈夫です」と挨拶。
暗闇で走っている輩に驚いたのでしょう。そのまま走っていってしまいます。
もう少し!


ガーん・・・
バスが5分前に行ってしまったばかりで今回も逃してしまうのです。
タクシーを待つ間、地元の方数名に声を掛けて貰いました。こんなことは初めてかもです。
タクシーの運転手の方は百名山にも詳しく、全国の方をあちこちで乗せてきたとか。この地元の茅ヶ岳が深田氏が亡くなった山でゆかりがあるのだとか。
百名山選定の師を弔う為、百名山制覇された方は必ずといってよいほど訪問する地なのだそうです。いろいろなお話を聞けて有意義でした。

今回もなんとか終電を捕まえ帰宅。兎に角寒かった~
また懲りず挑戦させていただきます!




<第533回板橋ロールコールの結果>

・2012年12月9日 (日)14時00分から15時00分
・山梨県北杜市瑞牆山(2230m)47/100より

#市民ラジオ3chにて
・ヤマナシK610局さん 山梨県北杜市 RS54/51

#富士山レピータL12-12経由にて
・ふくおか8774局さん 東京都八王子市高尾山 M5/ピーク5
・シズオカAD964局さん 静岡県掛川市 UCBL
・ヨコハマFUR98局さん 神奈川県横浜市保土ヶ谷区 UCBL
・ナガノTM285局さん 長野県塩尻市塩尻峠 UCBL

#デジタル簡易無線15ch⇒17ch 5Wハンディホイップ
・ヤマナシK610局さん 山梨県北杜市 M5/5
・ナガノTM285局さん 長野県塩尻市塩尻峠 5/5

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